津久井湖城山公園

タチツボスミレ

日本を代表する茎があるスミレ

  • うす紫の花が美しいスミレ。
    茎のあるスミレ類の代表です。
    写真 / htanaka

  • 葉は丸いハート形。
    托葉はくしのように細かくきれこんでいるのが特徴。
    春先の茎は短くてわかりにくい。
    写真 / htanaka

  • 花はうすい紫色で美しい。
    写真 / htanaka

  • 花の後ろ側には出っ張った丸い距(きょ)がありここに蜜がある。
    距の長さや形も種類を見分けるポイントになる。
    写真 / htanaka

  • 茎がのびたタチツボスミレ。
    地上茎がのびながら次々と花が咲く。
    写真 / htanaka

  • しばしば群生し、 うす紫色のじゅうたんができ美しい。
    写真 / htanaka

  • 白花のタチツボスミレ。
    写真 / htanaka

特徴

身近で最もよくみられるうす紫のスミレで、 数あるスミレ類のうち日本を代表するスミレと言えます。 スミレ類は地上に茎があるタイプと茎がなくて葉も花も地面から出るタイプに分かれます。 茎から出る葉の基部には托葉(たくよう)という1対の小さな葉がついていて、 その形にも注目です。 (HT)

 
タイプ : スミレ科の多年草
大きさ : 高さ 10-30cm、 花弁の長さ 6-12cm
花の時期 : 4-5月
生育場所 : 野原、 林内
分布 : 日本全土 朝鮮、 中国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

執筆協力 : 田中ひとみ

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