21世紀の森と広場

ゼンマイ

新芽はくるくる、 開くと…

  • 人里近くに多い。
    写真 / S.Ikeda

  • 胞子のうをつけない栄養葉。
    林道でよく見られる。
    これを意識しながら森を歩いてみよう。
    写真 / S.Ikeda

  • 葉先。
    あまりすき間はない感じ。
    写真 / S.Ikeda

  • 最下羽片。
    それぞれの小羽片は卵形。
    写真 / S.Ikeda

  • 小羽片。
    基部がほぼ水平で180度。
    ヤシャゼンマイが40°くらいで、 雑種のオオバヤシャゼンマイはその中間の90°くらい。
    写真 / S.Ikeda

  • 真ん中から出ている茶色が胞子葉。
    光合成はしない。
    写真 / S.Ikeda

  • 胞子を飛ばす胞子葉。
    春に出て2週間足らずで枯れる。
    軽く叩くと胞子がたくさん飛ぶ。
    写真 / S.Ikeda

  • 葉柄はつるつる。
    写真 / S.Ikeda

  • 栄養葉の新芽。 いわゆる女ぜんまい。
    綿毛に包まれている。
    写真 / S.Ikeda

  • 栄養葉の新芽の展開。
    写真 / S.Ikeda

  • 胞子葉の新芽。 いわゆる男ぜんまい。
    最初は葉緑体がある。
    写真 / S.Ikeda

  • 栄養葉の一部に胞子葉がついたもの。
    ハゼンマイと呼ばれるが、 別種ではなく奇形。
    人による草刈りが頻繁な場所でよく見られる。
    写真 / S.Ikeda

  • 胞子葉と栄養葉で見た目が大きく違う。
    写真 / S.Ikeda

特徴

ワラビコゴミとともに山菜で有名なシダ。 その名の通り新芽は渦巻き状ですが、 展開後の葉は丸みのある独特な切れ込み方をしています。
 
葉の長さ : 1mになる
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 低山の林内や林縁
分布 : 北海道~九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

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