21世紀(せいき)(もり)広場(ひろば)

カラスウリ

(なつ)(よる)には白い(しろい)(はな)(あき)には赤い(あかい)()目立つ(めだつ)

  • (はな)果実(かじつ)()雌雄(しゆう)()(かぶ)
    この(なか)では圧倒的(あっとうてき)()見る(みる)機会(きかい)多い(おおい)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • 身近(みぢか)野草(やそう)だが(よる)咲く(さく)ので気付き(きづき)にくい。
    この(はな)雄花(おばな)。 レース(じょう)細かく(こまかく)切れ込む(きれこむ)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • (つぼみ)下部(かぶ)子房(しぼう)無い(ない)ことからも雄花(おばな)とわかる。 (はな)夕方(ゆうがた)の6()ごろから咲き(さき)始める(はじめる)。 この咲き(さき)始め(はじめ)時間(じかん)(たい)はまだ明るく(あかるく)照明(しょうめい)要ら(いら)ずなので観察(かんさつ)しやすい。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • 雄花(おばな)拡大(かくだい)
    中央(ちゅうおう)に葯が集まっ(あつまっ)ている。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • (はな)(あさ)にはしぼむ。
    基部(きぶ)膨らん(ふくらん)でいることから雌花(めばな)とわかる。
    (めす)(かぶ)()(かぶ)比較(ひかく)して(はな)(すう)少ない(すくない)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • 雌花(めばな)柱頭(ちゅうとう)拡大(かくだい)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • 果実(かじつ)初期(しょき)はシマシマ模様(もよう)
    ()()→オレンジ→(あか)となる。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • 途中(とちゅう)段階(だんかい)のオレンジ。
    (きん)(えん)(しゅ)のキカラスウリと紛らわしい(まぎらわしい)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • 最終(さいしゅう)(てき)赤く(あかく)熟す(じゅくす)
    人間(にんげん)には苦く(にがく)美味しく(おいしく)ないのだとか。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • カラスウリの()(いち)(めん)覆っ(おおっ)ている。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • ()互生(ごせい)し、 ハート(がた)周り(まわり)鋸歯(きょし)がある。
    この()だけですぐ(ほん)(たね)とわかる。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • ()表面(ひょうめん)には()多く(おおく)てザラザラ。
    (キカラスウリはつるつる)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • ()(うら)()がある。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • つるは()反対(はんたい)方向(ほうこう)から出る(でる)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • ()食べ(たべ)トホシテントウがよくやって来る(やってくる)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

特徴(とくちょう)

道ばた(みちばた)にごく普通(ふつう)()られるつる植物(しょくぶつ)です。 (なつ)(よる)にはレースのような白く(しろく)大きな(おおきな)(はな)咲かせ(さかせ)夜行(やこう)(せい)のスズメガなどを呼び寄せ(よびよせ)ます。 (あき)には(なが)さ8㎝程度(ていど)赤い(あかい)ウリの()をつけます。 和名(わめい)諸説(しょせつ)ありますが、 (からす)食べる(たべる)ような()とするもの、 つるが生育(せいいく)旺盛(おうせい)()植物(しょくぶつ)枯らす(からす)からというものなどがあります。
 
タイプ : ウリ()多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ : (はな)の径7~10cm、 果実(かじつ)の径7~9cm
(はな)時期(じき) : 7-9(つき)
生育(せいいく)場所(ばしょ) : 道端(みちばた)(はやし)(ゆかり)
分布(ぶんぷ) : 本州(ほんしゅう)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ

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