ハナオチバタケを含むホウライタケ属の仲間は、 傘の肉が薄くて、 乾燥すると傘がしぼんでしまいます。 でも、 水を吸うと元通りになる性質をもっています。 ホウライタケ属の仲間は、 雨が降ると傘がひらいてよくみつかるようになります。
ホウライタケ属のなかまは、 ケナワタケ、 オオホウライタケ、 スジオチバタケなどがあります。
ハナオチバタケ紅色型
雨が降ったら花を咲かせましょう。
特徴
雨が降ると、 紅色の傘をはなやかにひろげます。
ハナオチバタケの傘の色は紅色や褐色などの変異があります。
ハナオチバタケ紅色型に対して、 傘が褐色のものをハナオチバタケ褐色型と呼んだりしますが、 同種のきのこです。
大きさ : 傘の直径は1~1.5cm
生える時期 : 春~夏
生える場所 : 広葉樹針葉樹の落ち葉の上
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
おもしろトピック
きのこの注意点
食用きのこの種類がわかるようになるには、 正しい知識と十分な経験が必要です。 確実にわからないきのこは食べないでください。 中毒して死ぬこともあります。