ハナオチバタケ紅色型

雨が降ったら花を咲かせましょう。

  • 花が咲いたように傘をひろげる。
    写真 / 2014.7.9 茨城県つくば市 大作晃一

  • 傘は紅色で放射状の深い溝がある。
    写真 / 2014.7.9 茨城県つくば市 大作晃一

  • ひだは白っぽい。
    写真 / 2014.7.9 茨城県つくば市 大作晃一

  • 柄はかたい質感。 表面は黒っぽくてつるつる。
    写真 / 2014.7.9 茨城県つくば市 大作晃一

  • 柄の根もとには白い菌糸のマットがひろがる。
    写真 / 2015.7.4 千葉県野田市 大作晃一

特徴

雨が降ると、 紅色の傘をはなやかにひろげます。
ハナオチバタケの傘の色は紅色や褐色などの変異があります。
ハナオチバタケ紅色型に対して、 傘が褐色のものをハナオチバタケ褐色型と呼んだりしますが、 同種のきのこです。
 
大きさ : 傘の直径は1~1.5cm
生える時期 : 春~夏
生える場所 : 広葉樹針葉樹の落ち葉の上

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

おもしろトピック

ハナオチバタケを含むホウライタケ属の仲間は、 傘の肉が薄くて、 乾燥すると傘がしぼんでしまいます。 でも、 水を吸うと元通りになる性質をもっています。 ホウライタケ属の仲間は、 雨が降ると傘がひらいてよくみつかるようになります。
ホウライタケ属のなかまは、 ケナワタケオオホウライタケスジオチバタケなどがあります。

きのこの注意点

食用きのこの種類がわかるようになるには、 正しい知識と十分な経験が必要です。 確実にわからないきのこは食べないでください。 中毒して死ぬこともあります。

見られる散歩道