春に出る新芽は「赤コゴミ」や「イッポンコゴミ」などといわれて食用になります。
ただ、 同じく山菜になるイッポンワラビなど別種のシダも、 赤コゴミといわれることがあります。 単にコゴミという場合はクサソテツのことを指します。
キヨタキシダ
赤コゴミという名で知られる山菜
特徴
低山で普通に見られる三角形のシダ。 葉はやわらかくて、 胞子のう群は三日月形をしていて、 葉柄に黒っぽい鱗片がたくさんつきます。 名前は京都の清滝に由来するといいますが、 はっきりとわかっていません。
葉の長さ : 60cmほど
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 山地の湿った林縁
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 朝鮮、 台湾、 中国、 南アジア
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。