キヨタキシダ

(あか)コゴミという()知ら(しら)れる山菜(さんさい)

  • (てい)(やま)湿っ(しめっ)場所(ばしょ)多い(おおい)
    写真(しゃしん) / 2024.4.20 神奈川(かながわ)(けん)相模原(さがみはら)() S.Ikeda

  • 根茎(こんけい)短く(みじかく)はって、 ()少し(すこし)出す(だす)
    ()ミヤマシダ長く(ながく)はって群生(ぐんせい)する。
    写真(しゃしん) / 2023.7.11 東京(とうきょう)()奥多摩(おくたま)(まち) S.Ikeda

  • ()触る(さわる)とやわらかい。
    ツヤがない明るい(あかるい)()緑色(りょくしょく)
    (はね)(へん)(した)ほど長い(ながい)
    写真(しゃしん) / 2024.4.20 神奈川(かながわ)(けん)相模原(さがみはら)() S.Ikeda

  • 最下(さいか)()(へん)基部(きぶ)
    小羽(おば)(へん)()ミヤマシダヌリワラビよりも浅く(あさく)切れ込む(きれこむ)
    写真(しゃしん) / 2024.4.20 神奈川(かながわ)(けん)相模原(さがみはら)() S.Ikeda

  • ()(うら)
    胞子(ほうし)のう(ぐん)三日月(みかづき)(かたち)
    中心(ちゅうしん)(みゃく)寄り(より)付ける(つける)
    写真(しゃしん) / 2024.4.20 神奈川(かながわ)(けん)相模原(さがみはら)() S.Ikeda

  • 葉柄(ようへい)
    黒っぽい(くろっぽい)鱗片(りんぺん)多い(おおい)
    写真(しゃしん) / 2024.4.20 神奈川(かながわ)(けん)相模原(さがみはら)() S.Ikeda

  • ()(じく)
    黒っぽい(くろっぽい)鱗片(りんぺん)がまばらにある。
    写真(しゃしん) / 2024.4.20 神奈川(かながわ)(けん)相模原(さがみはら)() S.Ikeda

  • 展開(てんかい)(ちゅう)新芽(しんめ)
    コゴミ違っ(ちがっ)単独(たんどく)()てくることからイッポンコゴミと呼ば(よば)れるのかも?
    写真(しゃしん) / 2024.4.20 神奈川(かながわ)(けん)相模原(さがみはら)() S.Ikeda

特徴(とくちょう)

(てい)(やま)普通(ふつう)()られる三角形(さんかっけい)のシダ。 ()はやわらかくて、 胞子(ほうし)のう(ぐん)(さん)(にち)月形(つきがた)をしていて、 葉柄(ようへい)黒っぽい(くろっぽい)鱗片(りんぺん)がたくさんつきます。 名前(なまえ)京都(きょうと)清滝(きよたき)由来(ゆらい)するといいますが、 はっきりとわかっていません。
 
()(なが)さ : 60cmほど
観察(かんさつ)時期(じき) : (はる)~(あき)((なつ)(みどり)(せい))
生える(はえる)場所(ばしょ) : 山地(さんち)湿っ(しめっ)(はやし)(ゆかり)
分布(ぶんぷ) : 日本(にっぽん)(北海道(ほっかいどう), 本州(ほんしゅう), 四国(しこく), 九州(きゅうしゅう)), 朝鮮(ちょうせん), 台湾(たいわん), 中国(ちゅうごく), (みなみ)アジア

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

山菜(さんさい)になる!

(はる)出る(でる)新芽(しんめ)は「(あか)コゴミ」や「イッポンコゴミ」などといわれて食用(しょくよう)になります。
 
ただ、 同じく(おなじく)山菜(さんさい)になるイッポンワラビなど別種(べっしゅ)のシダも、 (あか)コゴミといわれることがあります。 単に(たんに)コゴミという場合(ばあい)クサソテツのことを指し(さし)ます。