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シノブ

どんな環境でも耐え"忍ぶ"シダ

  • 岩場や幹に生える、 園芸で人気のシダ。
    写真 / 2023.7 東京都 S.Ikeda

  • 太い根茎を長くはって葉を出す。
    後ろのヒモみたいなものが根茎。
    写真 / 2021.6 埼玉県 S.Ikeda

  • 岩場に群生したもの。
    写真 / 2023.7 東京都 S.Ikeda

  • 木の幹に群生したもの。
    写真 / 2021.6 埼玉県 S.Ikeda

  • 葉裏。
    フチ寄りに胞子のう群をつける。
    包膜はコップ状。
    写真 / 2023.7 東京都 S.Ikeda

  • 葉柄は太い根茎につながる。
    白っぽくて基部が茶色の鱗片がつく。
    左の緑色はヒジキゴケ
    写真 / 2023.7 東京都 S.Ikeda

  • 伸びた根茎。
    写真 / 2023.7 東京都 S.Ikeda

特徴

涼しい山地に多い三角形のシダ。 太いヒモのような根茎を長くはわせることで、 岩などにがっちり植物体を固定させます。 葉は細かめに切れ込み、 葉裏のフチ寄りにコップ状の包膜をもつ胞子のう群をつけます。
 
葉の長さ : 10~25cm
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)で、 亜熱帯産は常緑
生える場所 : 山地の樹幹や岩上
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 琉球(沖縄島以北)台湾、 朝鮮

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

シノブの仲間

シノブ科は日本に3種(シノブ、 キクシノブ、 シマキクシノブ)あり、 海外にもトキワシノブ、 タイワンシノブ、 アツバシノブなど多くの種類が分布します。
 
いずれも木の幹などに根茎をはって生育する着生植物(ちゃくせいしょくぶつ)で、 名前の由来でもある乾燥などあらゆる環境に耐え"忍ぶ"強さをもちます。 このことから園芸植物として人気で、 シノブを植えたコケ玉や釣り忍がよく飾られます。
 
シノブとつくシダはほかにホラシノブタチシノブノキシノブなどがありますが、 いずれもシノブとは全く別のグループのシダです。