成長すると4~8mになります。 木としては小ぶりです。
とげとげの葉のおかげで鹿害の進んでいる森でも若い木が沢山見られます。
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特徴
ヒイラギの硬くて棘だらけの葉は、 節分飾りに使われます。 この葉の棘(とげ)が厄を追い払う役割をすると考えられています。
木がおいると棘のない葉が増えていきます。
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
トゲトゲの葉です。 老木になるとトゲトゲがなくなり普通の葉のようになります。
また1本の木でも比較的トゲトゲが少なくなる傾向があります。 同じ木の中で色んな位置の葉の形を比べてみましょう。
花
キンモクセイの花を白くしたような上品な香りの花が咲きます。
雌の木と雄の木があり、 雌の木にだけ実がなります。 雌の木は数がかなり少ないので見つけるのが難しいです。
実
黒い実が初夏から夏に実ります。
名前の由来
昔の言葉で「ひひらぐ」とはヒリヒリ痛むという意味。 これが変化して「ヒイラギ」になったという説があります。
関わりが深い生き物
晩秋、 甘い香りがする花には、 ハチやハナアブがやってきます。 冬越しをする虫たちのごちそうです。
ヘリグロテントウノミハムシが葉を食べることがあります。
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