木の一番上が広がる樹形をしています。
ネムノキ
夜眠る木
特徴
葉が夜になると閉じます。 初夏にピンクの涼しげな花を咲かせます。
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以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
夜になると葉を閉じます。
花
花は毎日夕方に新しく咲き、 1日でしぼみます。 糸が集まったようなピンク色の花です。 糸のように見えるのは雄しべです。 甘い香りがします。
実
ネムノキは豆の仲間の木なので実は豆のさや型です。 葉が枯れた後もずっと木に残っています。
幹・枝
冬芽・葉痕
葉痕の中に冬芽があり(「隠芽」いんが)、 葉痕の上のポチッとした小さな芽は副芽であるといわれています。 葉痕の維管束痕は3つで、 お顔に見えます。
名前の由来
夜、 葉が閉じることから「眠る木」→「ネムノキ」と呼ばれるようになりました。
関わりが深い生き物
花には、 アゲハチョウの仲間やスズメガの仲間がやって来て、 飛びながら蜜を吸います。
オオクモヘリカメムシはネムノキが大好きです。
トモエガの仲間(カキバトモエ、 ハグルマトモエ、 オスグロトモエなど)の大きな幼虫が葉や幹にいることがあります。
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