亀戸中央公園

アブラゼミ

「ジリジリ・・・♪」日本の夏の代表選手

鳴き声
  • 針のような口で、 木の汁を吸っている。
    褐色のはねに黄緑色の線(翅脈)が入っている。
    写真 / MasakoT

  • Vの字になって交尾。
    写真 / MasakoT

  • 地面に落ちても交尾をしたまま。
    写真 / MasakoT

  • 前ばねも後ばねも茶色で美しい。
    写真 / MasakoT

  • 幼虫。 幼虫の期間は環境によって違うが、 5~6年といわれる。
    写真 / MasakoT

  • 幼虫の顔。
    写真 / MasakoT

  • 抜け殻。 ミンミンゼミと似ているが、 触角の節の長さに違いがある。
    写真 / MasakoT

特徴

はねは茶色で透きとおらず、 複雑な色合いできれいです。 サクラの木が好きですが、 他にどんな木にやってくるでしょう?「ジリジリジリ・・・♪」と、 単調な大きな声で鳴きます。 卵で冬を越し、 翌年の梅雨時にふ化し、 幼虫は土の中で長い期間を過ごします。
  
大きさ : 全長53~60mm
食べ物 : 幼虫は草や木の根の汁 成虫は木の汁
成虫が見られる時期 : 7~10月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

羽化

夕方、 あたりが暗くなると、 幼虫は土の中から顔を出し、 木に登りはじめます。 木の幹や葉につかまり、 しばらくじっとしていますが、 やがて背中が縦に割れて体があらわれます。 羽化の時間は約1時間ほどです。 (写真は違う個体です)

  • 背中が縦に割れる。

  • 頭を下にして逆立ちをするようなかっこうになる。

  • しばらくこの状態でいる。

  • 頭を持ち上げ、 抜け殻にあしでしっかりつかまる。

  • 折りたたまれていたはねの脈に体液を注ぎこみ、 はねを広げる。

  • はねは茶色に変化していく。

アブラゼミの見られるスポット

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