テントウハラボソコマユバチはテントウムシに寄生する寄生バチ。 テントウムシに麻酔をし卵を産みつけます。 ふ化したテントウハラボソコマユバチの幼虫はテントウムシの体の中で育ち、 大きくなると、 テントウムシから出てきて、 テントウムシの体の下で繭になります。 テントウムシは、 テントウハラボソコマユバチが羽化するまで、 天敵から繭を守ります。
特徴
市街地から山地まで普通に見られ、 「赤地に黒い紋」「黒地に赤い紋」など、 色や模様にさまざまなバリエーションがあるテントウムシ。 紋の形もいろいろあり、 紋がないものもいます。 成虫は集団で冬を越すことが多いです。
大きさ : 体長5~8mm
食べ物 : 幼虫、 成虫ともにアブラムシなど
成虫が見られる時期 : 3~11月(成虫越冬)
分布 : 全国(沖縄では国内外来種)
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
