21世紀の森と広場

ニイニイゼミ

「チージー」音程を変えて鳴く小さなセミ

鳴き声
  • 木の幹にとけこみ、 目立たない。
    写真 / MasakoT

  • 翅の模様は複雑で美しい。
    写真 / MasakoT

  • 後ばねは黒地でふちが透明。
    写真 / MasakoT

  • 顔。 複眼は離れており、 間に単眼が3個ある。
    写真 / MasakoT

  • 交尾。
    写真 / MasakoT

  • 羽化。
    写真 / MasakoT

  • 抜け殻は低いところに多い。
    小さく丸っこく、 泥をかぶっている。
    写真 / MasakoT

特徴

6月下旬ころから「チー・・・ジー・・・♪」と、 早朝から夕方薄暗くなるまで鳴き、 夏の訪れを知らせてくれます。 前ばねは複雑なまだら模様をしており、 木の幹にとけこみ目立ちません。 後ばねは黒地でふちは透明です。
 
大きさ : 全長32~40mm
食べ物 : 幼虫は草や木の汁 成虫は木の汁
成虫が見られる時期 : 6~9月
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

羽化

ニイニイゼミは低い所で羽化をすることが多いので観察しやすいです。 日が暮れてから羽化を始めますが、 早朝に見られることもあります。 (写真は同じ個体ではありません。 )

  • 幼虫の背中が割れて出てくる。
    写真 / MasakoT

  • そっくり返る。
    写真 / MasakoT

  • あしの爪でしっかり殻につかまり、 はねを伸ばす。
    写真 / MasakoT

  • 翅脈に体液を送り、 はねを伸ばしていく。
    写真 / MasakoT

  • 黒い後ばねが見える。
    写真 / MasakoT

  • はねが乾くまで待つ。
    写真 / MasakoT

  • 写真 / MasakoT

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