津久井湖城山公園

ウスバキトンボ

世代交代を繰り返し、 北へ旅するトンボ

  • ぶら下がってとまる。
    写真 / MasakoT

  • 薄いだいだい色。 赤っぽいのもいる。
    腹部背面は細かな黒い紋がある。
    写真 / MasakoT

  • メス。
    写真 / MasakoT

  • 飛んでいることが多く、 あまりとまることはない。
    写真 / MasakoT

  • 頭部は大きく、 はねは大きく幅広い。
    尾毛が長い。
    写真 / MasakoT

特徴

南国のトンボ。 開けた草地などで群れて飛んでいます。 南の地方から、 世代交代をしながら北へ北へ、 一方通行の旅。 関東地方では冬は越せずに死んでしまいます。
 
大きさ : 体長44~54mm
食べ物 : 幼虫はミジンコ、 ボウフラ、 水生昆虫、 小魚など 成虫は生きた昆虫など
成虫が見られる時期 : 4~11月 関東地方では7月以降に増加
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

トピック

ウスバキトンボはお盆の頃に増えることから、 祖先の霊を乗せて帰って来ると言われ、 「盆トンボ」「精霊(しょうろう)トンボ」などいくつかの呼び名があります。 「ご先祖様の使い」として、 つかまえないよう言い伝える地方もあります。

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