カマキリの卵鞘(らんしょう)をつついて食べる鳥や、カマキリタマゴカツオブシムシという卵を食べる甲虫がいます。
カマキリのお腹から、寄生虫のハリガネムシが出てくることがあります。
ハラビロカマキリ
ちょっと太めの名ハンター
特徴
木の上や、林縁の草地で見られるちょっと太めのカマキリ。はねに白い点があり、前あしに黄色いイボが3こあるのが特徴。メスは木の幹や建物の壁などに卵しょう(あわでつつんだ卵)を産みます。
大きさ:体長45~68mm
食べ物:幼虫、成虫ともに昆虫など
成虫が見られる時期:7~12月
分布:本州、四国、九州、南西諸島
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。
カマキリの天敵
似た仲間との見分け方
外来種のムネアカハラビロカマキリが増えてきています。
ハラビロカマキリは、胸の裏側は赤くなく、前あしに黄色いイボが3個あるのが特徴です。
ムネアカハラビロカマキリは、胸の裏側に赤みがあり、前あしに黄色いイボが8~9個あるのが特徴です。