津久井湖城山公園

ホタルガ

白い帯がくるくる回り、 ホタルのよう?

  • 頭が赤く、 黒いはねの白い帯が目立つ。
    写真 / MasakoT

  • オス。 触角は鳥の羽のようで立派。
    写真 / MasakoT

  • メス。 触角は細い。
    写真 / MasakoT

  • 後ばねは黒っぽい。
    写真 / MasakoT

  • 黄色い体に黒い帯がある幼虫。
    写真 / MasakoT

  • ヒサカキの葉を食べる幼虫。
    写真 / MasakoT

  • 幼虫で冬を越す。
    ヒサカキの葉に食べあとがある。
    写真 / MasakoT

  • 粘液に触ると痒くなることがあるので触らないで!
    写真 / MasakoT

特徴

街中でも見られるマダラガ科の仲間。 昼間に、 林の薄暗いところをヒラヒラゆっくり飛ぶことが多く、 はねの白い帯が目立ちます。 頭が赤く、 はねが黒いところがホタルに似ていることからホタルガと名づけられました。
    
大きさ : 開張約30mm
食べ物 : 幼虫はサカキ科植物(ヒサカキ、 ハマヒサカキ、 サカキなど)、 ニシキギ科(マサキなど)の葉
成虫が見られる時期 : 6~10月
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

シロシタホタルガに似ています。
はねの白い線がV字に近いのがホタルガ、 はねに青みがあり白い線が高い位置で水平に近いのがシロシタホタルガです。
後ばねは、 ホタルガは黒いですが、 シロシタホタルガは白い部分があります。

  • 白い帯の位置(角度)が違う。

注意点

幼虫は、 危険を感じると体から毒のある粘液を出し、 それが皮膚につくとかゆくなります。 幼虫は触らないでください。

見られる木

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