津久井湖城山公園

ヨコヅナサシガメ

白黒のフリルが立派なサシガメ

  • 体は光沢のある黒色。 白と黒のしま模様のフリルが特徴。 顔は細長い。
    写真 / MasakoT

  • 長い口吻(こうふん)を普段は折り曲げている。
    写真 / MasakoT

  • 羽化の最中。 4月中~5月初旬に羽化。
    写真 / MasakoT

  • 羽化の最中。 まっ赤だが、 だんだん黒くなる。
    写真 / MasakoT

  • 幼虫。
    写真 / MasakoT

  • カメムシに口吻(こうふん=細長く伸びた口の器官)を刺して、 体液を吸っている。
    写真 / MasakoT

  • 冬を越した終齢幼虫。
    蓑虫に口吻を刺しこむ。
    写真 / MasakoT

  • 終齢幼虫(5齢幼虫)。 幹のくぼみで、 集団越冬。
    写真 / MasakoT

特徴

サシガメは肉食性のカメムシの仲間。 ヨコヅナサシガメは大型で、 広がった白黒のしま模様が横綱の化粧まわしに似ていることから、 ヨコヅナと名づけられました。 公園などの大きな木の幹のくぼみや洞で見られます。 大陸からの外来種と考えられています。
 
大きさ : 体長16~24mm
食べ物 : 昆虫など
成虫が見られる時期 : 4~9月
分布 : 本州(関東・中部以西)

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

針のような口吻で、 人を刺すことがありますので、 注意してください。

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