21世紀の森と広場

キタテハ

荒地を飛ぶ黄色っぽいギザギザのチョウ

  • 秋にあらわれるものは切れ込みがはっきり。
    写真 / MasakoT

  • 秋、 コセンダングサの花によくやって来る。
    写真 / MasakoT

  • はねを閉じると枯れ葉のよう。
    写真 / MasakoT

  • 裏ばねには白い「C」字か「L」字の紋がある。 前あしは小さく折りたたんでおり、 あしは4本に見える。
    写真 / MasakoT

  • はねの裏が白っぽいのもいる。
    写真 / MasakoT

  • 越冬中。 ひだまりでひなたぼっこ。
    真冬でも暖かい日には姿を見せる。
    写真 / MasakoT

  • オスがメスにプロポーズ。
    はねを開いている方がオス。
    写真 / MasakoT

  • 熟したカキの汁を吸っている。
    写真 / MasakoT

  • 樹液にやって来る。
    写真 / MasakoT

  • 樹液にやって来る。
    写真 / MasakoT

  • 吸水。
    写真 / MasakoT

  • 日が暮れると、 木の葉や枝にとまり眠る。
    写真 / MasakoT

  • トゲトゲの幼虫。 毒はない。
    写真 / MasakoT

  • 前蛹(ぜんよう)。 蛹になる前の状態。
    写真 / MasakoT


  • 写真 / MasakoT

特徴

表ばねは黄色地に黒い紋、 はねをたたむと、 枯れ葉のような保護色になるタテハチョウ。 カナムグラが生える明るい草地や公園などで、 普通に見られます。 花を訪れるほか、 樹液や熟れた果実にもやって来ます。 秋型はオレンジ色で、 はねのへりの切れ込みが深くなります。
 
大きさ : 開張50~60mm
食べ物 : 幼虫はカナムグラなどの葉 成虫は花の蜜、 樹液、 熟れた果実など
成虫が見られる時期 : 3~11月(成虫越冬)
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

シータテハに似ています。
キタテハは、 平地~低山地のカナムグラが生える草地で見られます。 北海道では少ないです。
シータテハは、 低山地~山地で見られます(北海道では平地~山地)。 四国、 九州では少ないです。

  • キタテハ(左)とシータテハ(右)
    写真 / MasakoT

  • キタテハ(上)とシータテハ(下)
    キタテハは、 はねに青い斑点がある。
    写真 / MasakoT

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