ベニシダの中でも葉裏の包膜が紅色にならない品種。 ベニシダに混じって春先によく見られますが、 時間が経った古い葉ではベニシダと区別できなくなります。
特徴
身近な緑地で最も普通に見られるシダの1つ。 春の若葉が紅色できれいですが、 その後は緑色になって普通のシダみたいな感じになります。 葉の中央一番下の小羽片が小さいことも、 本種のとても大きな特徴です。
葉の長さ : 50~120cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)、 春は若葉
生える場所 : 低山の林内
分布 : 本州、 四国、 九州、 琉球(沖永良部島以北)、 朝鮮、 中国
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。