オオベニシダは遺伝子を用いた研究から、古くにベニシダ(orハチジョウベニシダ)とミサキカグマの雑種起源によって生まれた種であると考えられています。
いわれてみれば光沢のない黄緑色、ベニシダより小さめの葉、一番下の小羽片が長めのところはミサキカグマっぽいかも?
オオベニシダ
ベニシダよりでかい…とは限らない!?
特徴
低地でよく見られるシダ。名前からいかにもベニシダより大きくなるかのような印象を受けますが、実際にはむしろベニシダより小さな葉をつけることが多いです。そのほかベニシダと違って、葉は光沢がなくて黄緑色っぽいです。
葉の長さ:40cmくらい
観察の時期:一年中(常緑性)
生える場所:低地の林内
分布:日本(本州, 四国, 九州), 朝鮮, 中国
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。