ツバキ
特徴
ドクガ科の仲間。 ツバキ、 サザンカ、 チャなどで、 春と秋の2回、 姿をあらわします。 成虫のはねの色は黄色~黒褐色とさまざまです。 幼虫には毒針毛(どくしんもう)という毒のある短い毛がたくさんあり、 その毒針毛がまゆ、 成虫、 卵とすべてに付着して受けつがれます。
大きさ : 開張オス約25mm メス28~35mm
食べ物 : 幼虫はツバキ科植物(ツバキ類、 サザンカ、 チャノキなど)の葉
成虫が見られる時期 : 6~10月
分布 : 本州、 四国、 九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
注意点
ツバキ科植物の葉っぱに食べあとや、 木の下にフンがあれば、 近づかないようにしましょう。 目に見えない細かな毒針毛が風で運ばれて、 肌に触れ、 かぶれることがあります。
毒針毛に触れたときは、 ガムテープなど粘着テープで毛をとりさり、 強い流水で洗い流します。 こすってはいけません。 症状が悪化した場合は皮膚科を受診してください。