アブラゼミ

「ジリジリ・・・♪」日本(にっぽん)(なつ)代表(だいひょう)選手(せんしゅ)

鳴き声(なきごえ)
  • (はり)のような(くち)で、()(しる)吸っ(すっ)ている。
    褐色(かっしょく)のはねに()緑色(りょくしょく)(せん)(翅脈)が入っ(はいっ)ている。
    写真(しゃしん) / 2012.8.7 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() MasakoT

  • Vの()になって交尾(こうび)
    写真(しゃしん) / 2021.8.12 千葉(ちば)(けん)市川(いちかわ)() MasakoT

  • (ぜん)ばねも(こう)ばねも茶色(ちゃいろ)美しい(うつくしい)
    写真(しゃしん) / 2022.7.31 千葉(ちば)(けん)船橋(ふなばし)() MasakoT

  • 幼虫(ようちゅう)幼虫(ようちゅう)期間(きかん)環境(かんきょう)によって違う(ちがう)が、5~6(ねん)といわれる。
    写真(しゃしん) / 2022.7.31 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MasakoT

  • 幼虫(ようちゅう)(かお)
    写真(しゃしん) / 2022.7.20 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • 抜け殻(ぬけがら)。ミンミンゼミと()ているが、触角(しょっかく)(ふし)(なが)さに違い(ちがい)がある。
    写真(しゃしん) / 2022.7.23 千葉(ちば)()若葉(わかば)() MasakoT

特徴(とくちょう)

はねは茶色(ちゃいろ)透きとおら(すきとおら)ず、複雑(ふくざつ)色合い(いろあい)できれいです。サクラの()好き(すき)ですが、()にどんな()にやってくるでしょう?「ジリジリジリ・・・♪」と、単調(たんちょう)大きな(おおきな)(こえ)鳴き(なき)ます。(たまご)(ふゆ)越し(こし)翌年(よくねん)梅雨(つゆ)()ふ化(ふか)し、幼虫(ようちゅう)()(なか)長い(ながい)期間(きかん)過ごし(すごし)ます。
  
大き(おおき)さ:全長(ぜんちょう)53~60mm
食べ物(たべもの)幼虫(ようちゅう)(くさ)木の根(きのね)(しる) 成虫(せいちゅう)()(しる)
成虫(せいちゅう)()られる時期(じき):7~10(つき)
分布(ぶんぷ)北海道(ほっかいどう)本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

羽化(うか)

夕方(ゆうがた)、あたりが暗く(くらく)なると、幼虫(ようちゅう)()(なか)から(かお)出し(だし)()登り(のぼり)はじめます。()(みき)()につかまり、しばらくじっとしていますが、やがて背中(せなか)(たて)割れ(われ)(からだ)があらわれます。羽化(うか)時間(じかん)(やく)1時間(じかん)ほどです。(写真(しゃしん)違う(ちがう)個体(こたい)です)

  • 背中(せなか)(たて)割れる(われる)

  • (あたま)(した)にして逆立ち(さかだち)をするようなかっこうになる。

  • しばらくこの状態(じょうたい)でいる。

  • (あたま)持ち上げ(もちあげ)抜け殻(ぬけがら)にあしでしっかりつかまる。

  • 折りたたま(おりたたま)れていたはねの(みゃく)体液(たいえき)注ぎ(そそぎ)こみ、はねを広げる(ひろげる)

  • はねは茶色(ちゃいろ)変化(へんか)していく。