21世紀(せいき)(もり)広場(ひろば)

アブラゼミ

「ジリジリ・・・♪」日本(にっぽん)(なつ)代表(だいひょう)選手(せんしゅ)

鳴き声(なきごえ)
  • (はり)のような(くち)で、 ()(しる)吸っ(すっ)ている。
    褐色(かっしょく)のはねに()緑色(りょくしょく)(せん)(翅脈)が入っ(はいっ)ている。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • Vの()になって交尾(こうび)
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • (ぜん)ばねも(こう)ばねも茶色(ちゃいろ)美しい(うつくしい)
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • 幼虫(ようちゅう)幼虫(ようちゅう)期間(きかん)環境(かんきょう)によって違う(ちがう)が、 5~6(ねん)といわれる。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • 幼虫(ようちゅう)(かお)
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • 抜け殻(ぬけがら)。 ミンミンゼミと()ているが、 触角(しょっかく)(ふし)(なが)さに違い(ちがい)がある。
    写真(しゃしん) / MasakoT

特徴(とくちょう)

はねは茶色(ちゃいろ)透きとおら(すきとおら)ず、 複雑(ふくざつ)色合い(いろあい)できれいです。 サクラの()好き(すき)ですが、 ()にどんな()にやってくるでしょう?「ジリジリジリ・・・♪」と、 単調(たんちょう)大きな(おおきな)(こえ)鳴き(なき)ます。 (たまご)(ふゆ)越し(こし)翌年(よくねん)梅雨(つゆ)()ふ化(ふか)し、 幼虫(ようちゅう)()(なか)長い(ながい)期間(きかん)過ごし(すごし)ます。
  
大き(おおき)さ : 全長(ぜんちょう)53~60mm
食べ物(たべもの) : 幼虫(ようちゅう)(くさ)木の根(きのね)(しる) 成虫(せいちゅう)()(しる)
成虫(せいちゅう)()られる時期(じき) : 7~10(つき)
分布(ぶんぷ) : 北海道(ほっかいどう)本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

羽化(うか)

夕方(ゆうがた)、 あたりが暗く(くらく)なると、 幼虫(ようちゅう)()(なか)から(かお)出し(だし)()登り(のぼり)はじめます。 ()(みき)()につかまり、 しばらくじっとしていますが、 やがて背中(せなか)(たて)割れ(われ)(からだ)があらわれます。 羽化(うか)時間(じかん)(やく)1時間(じかん)ほどです。 (写真(しゃしん)違う(ちがう)個体(こたい)です)

  • 背中(せなか)(たて)割れる(われる)

  • (あたま)(した)にして逆立ち(さかだち)をするようなかっこうになる。

  • しばらくこの状態(じょうたい)でいる。

  • (あたま)持ち上げ(もちあげ)抜け殻(ぬけがら)にあしでしっかりつかまる。

  • 折りたたま(おりたたま)れていたはねの(みゃく)体液(たいえき)注ぎ(そそぎ)こみ、 はねを広げる(ひろげる)

  • はねは茶色(ちゃいろ)変化(へんか)していく。

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