津久井湖城山公園

ハラビロカマキリ

ちょっと太めの名ハンター

  • 緑色のものが多く、 はねに白い点がある。
    写真 / MasakoT

  • お祈りのポーズ。 英語でカマキリのことをpraying mantis(祈り虫)という。 日本ではオガミムシと呼ばれる。
    写真 / MasakoT

  • セイタカアワダチソウの花で待ち伏せ。
    写真 / MasakoT

  • 茶色のものも見かける。
    写真 / MasakoT

  • セグロアシナガバチを捕える。
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  • 三角形の顔。
    写真 / MasakoT

  • 前あしに黄色いイボが3個あるのが特徴。
    写真 / MasakoT

  • オスとメス。 メスには産卵管がある。
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  • メスが産卵中。 産みたての卵鞘(らんしょう)は青い。 翌日は抹茶色になる。
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  • 木の幹にくっついている卵鞘(らんしょう)。 約200個の卵が入っている。 卵で冬を越す。
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  • ふ化。 赤ちゃん誕生(前幼虫)。 糸でぶら下がり、 すぐに脱皮をして1齢幼虫になる。
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  • 若齢幼虫。
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  • 幼虫はお腹をグッとそらせる。
    独特のポーズで威嚇する。
    写真 / MasakoT

特徴

木の上や、 林縁の草地で見られるちょっと太めのカマキリ。 はねに白い点があり、 前あしに黄色いイボが3こあるのが特徴。 メスは木の幹や建物の壁などに卵しょう(あわでつつんだ卵)を産みます。
  
大きさ : 体長45~68mm
食べ物 : 幼虫、 成虫ともに昆虫など
成虫が見られる時期 : 7~12月
分布 : 本州、 四国、 九州、 南西諸島

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

カマキリの天敵

カマキリの卵鞘(らんしょう)をつついて食べる鳥や、 カマキリタマゴカツオブシムシという卵を食べる甲虫がいます。
カマキリのお腹から、 寄生虫のハリガネムシが出てくることがあります。

  • ハシブトガラスが、 卵鞘をつついて食べている。
    写真 / MasakoT

  • ハラビロカマキリから出てきたハリガネムシ。
    針金のように細長い。
    写真 / MasakoT

似た仲間との見分け方

外来種のムネアカハラビロカマキリが増えてきています。
ハラビロカマキリは、 胸の裏側は赤くなく、 前あしに黄色いイボが3個あるのが特徴です。
ムネアカハラビロカマキリは、 胸の裏側に赤みがあり、 前あしに黄色いイボが8~9個あるのが特徴です。

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