カキノキ
特徴
越冬した女王バチは、 地中、 木の根元など閉鎖的な場所に、 5月頃から巣作りを始めます。 働きバチが羽化するのは6月頃で、 秋には大きな巣になります。 昆虫を捕らえて、 肉団子にして幼虫のエサにします。 ミツバチや他のスズメバチの巣を襲うこともあります。
大きさ : 体長40~45mm(女王バチ) 27~38mm(働きバチ) 27~40mm(オスバチ)
食べ物 : 幼虫は肉団子 成虫は樹液、 花の蜜、 熟れた果実、 幼虫が分泌する液体など
成虫が見られる時期 : 4~11月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
注意点
きわめて攻撃性が高く、 刺されると激痛が走り、 命にかかわることがあります。 8~10月はスズメバチの被害が多くなる季節ですので、 巣には近づかないよう特に注意してください。 黒いものに攻撃してくるので、 黒い服装は避けましょう。 ハチがカチカチといわせながら近づいてくると、 慌てないでその場からすぐに離れましょう。 ハチを手で払わないようにしてください。 万が一、 刺された場合は、 傷口を流水で洗い流し、 息苦しさなど様子がおかしい場合は、 一刻も早く病院で診察を受けてください。