イワガネゼンマイは地域により細部の特徴が違うことがあります。
葉がほぼ無毛の一般的なイワガネゼンマイに対して、 葉裏だけ短毛があるものを品種ウラゲイワガネ、 両面に毛があるものを変種チチブイワガネといって区別することがあります。 また、 山地に生えるものは羽片の形状に丸みがある傾向があります。
イワガネゼンマイ
山菜のゼンマイとは無関係なシダ
特徴
低山に多い大きめのシダ。 葉は深緑色でツヤのある革質で、 頂羽片と3~10対ほどの側羽片からなり、 一番下の羽片はさらにいくつかの小羽片に分かれることが多いです。 イワガネソウによく似ていますが、 羽片先は急に細くなり、 葉脈はほとんど網目を作らず鋸歯に入り、 葉裏の胞子のう群はフチ近くを除く脈上につけ、 より涼しい地域に多いです。 ゼンマイという名がついていますが、 山菜で有名なゼンマイとは分類が大きく異なります。
葉の長さ : 70~130cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 林内の湿った斜面など
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 屋久島、 小笠原
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
