はなもく散歩

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ふりがな

21世紀(せいき)の森(もり)と広場(ひろば)

チャドクガ

卵(たまご)、幼虫(ようちゅう)、繭(まゆ)、成虫(せいちゅう)すべて触ら(さわら)ないで！

  • 交尾(こうび)。メス(上(じょう))は黄色(きいろ)っぽく小さな(ちいさな)黒い(くろい)点(てん)が2個(こ)ある。オス(下(か))は黒っぽく(くろっぽく)やや小さい(ちいさい)。
    撮影(さつえい) MasakoT

  • 成虫(せいちゅう)も毒(どく)がある。
    撮影(さつえい) MasakoT

  • 卵(たまご)からふ化(ふか)した1齢(よわい)幼虫(ようちゅう)。
    撮影(さつえい) MasakoT

  • 行儀(ぎょうぎ)よく並ん(ならん)でいる幼虫(ようちゅう)の集団(しゅうだん)。
    大きく(おおきく)なると散らばる(ちらばる)。
    撮影(さつえい) MasakoT

  • 幼虫(ようちゅう)の食べ(たべ)あと。近づか(ちかづか)ないで！
    撮影(さつえい) MasakoT

  • 卵(たまご)塊(かたまり)にも毒(どく)がある。フワフワした毛(け)の中(なか)に卵(たまご)が多数(たすう)(約(やく)200～700個(こ))入っ(はいっ)ている。卵(たまご)で越冬(えっとう)。
    撮影(さつえい) MasakoT

チャドクガの特徴(とくちょう)

毒(どく)をもつガ。ツバキ、サザンカ、チャなどで、春(はる)と秋(あき)の2回(かい)、姿(すがた)をあらわします。幼虫(ようちゅう)には毒(どく)針(はり)毛(け)(どくしんもう)という毒(どく)のある短い(みじかい)毛(け)がたくさんあり、その毒(どく)針(はり)毛(け)がまゆ、成虫(せいちゅう)、卵(たまご)とすべて付着(ふちゃく)して受け(うけ)つがれます。すべてに毒(どく)があるので注意(ちゅうい)！(MT)
　
大き(おおき)さ：開張(かいちょう)　オス約(やく)25mm　メス28～35mm
食べ物(たべもの)：幼虫(ようちゅう)はツバキ科(か)の葉(は)
成虫(せいちゅう)が見(み)られる時期(じき)：6～10月(つき)
分布(ぶんぷ)：本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)

※正確(せいかく)な種(たね)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

チャドクガの注意(ちゅうい)点(てん)

ツバキ、サザンカ、チャなどツバキの仲間(なかま)の葉っぱ(はっぱ)に、食べ(たべ)あとがあれば、近づか(ちかづか)ないようにしましょう。毛(け)が肌(はだ)に触れる(ふれる)とかぶれて、かゆみが長く(ながく)続き(つづき)ます。
毒(どく)針(はり)毛(け)に触れ(ふれ)たときの処置(しょち)方法(ほうほう)は、ガムテープなど粘着(ねんちゃく)テープで毛(け)をとりさり、強い(つよい)流水(りゅうすい)で洗い流し(あらいながし)ます。症状(しょうじょう)が悪化(あっか)した場合(ばあい)は皮膚(ひふ)科(か)を受診(じゅしん)してください。

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