卵は鳥に食べられたり、カマキリタマゴカツオブシムシという甲虫(体長4~5mm)に寄生されたりします。カマキリタマゴカツオブシの幼虫はカマキリの卵を食べて成長します。
特徴
待ち伏せをして昆虫などをとらえる大型のカマキリ。メスは秋に草の茎や低木に卵鞘(らんしょう)をつくり、翌年の4~5月頃、幼虫がふ化します。街中でも見られ、夜間活動する時は、白い眼が黒く変化します。(MT)
大きさ:体長70~100㎜
食べ物:幼虫、成虫ともに昆虫など
成虫が見られる時期:8~11月
分布:北海道、本州、四国、九州
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。
トピック 卵の天敵
似た仲間との見分け方
チョウセンカマキリに似ています。
オオカマキリは、後ばねが黒っぽく、前あしのつけねの間がクリーム色をしています。
チョウセンカマキリは、後ばねがほぼ透明で、前あしのつけねの間がオレンジ色をしています。