オスは、 メスの餌食にならないように、 メスが最終脱皮のときや食事中をねらって交接を行います。 メスが最終の脱皮をはじめると、 オスはそわそわして、 メスに接近しては離れるという行動を繰り返します。 メスが脱皮をしてまだ動けないときにオスが近づき交接をします。
ジョロウグモ
「秋の女王」と呼ばれる大きなクモ
特徴
都市部から山地まで普通に見られるコガネグモの仲間。 秋になると大きな網になり、 うっかりしていると顔にクモの網がべったり。 光があたると金色に光ってみえます。 網は目の細かい馬蹄形で、 3重になっています。
大きさ : 体長メス17~30mm オス6~10mm
食べ物 : 昆虫など
見られる時期 : 5~12月(成体は9~12月)
分布 : 北海道(南部)、 本州、 四国、 九州、 南西諸島
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
ジョロウグモの交接(交尾)は命がけ
トピックス
ジョロウグモの網に、 銀色に光る小さなクモが居候(いそうろう)していませんか。 シロカネイソウロウグモ(体長約3mm)と言い、 網にかかった小さな虫などを食べています。 他に、 いろいろな種類のクモがジョロウグモの大きな網に住み着いていることがあります。