エノキ
ヤマトタマムシ(タマムシ)
夏空を飛びかうキラキラの宝石
特徴
金属光沢のある緑色の美しいタマムシ。 夏の昼間、 樹上をきらきらと飛びかいます。 メスは、 エノキ、 ケヤキ、 サクラなどの弱った木や枯木の樹皮の割れ目に卵を産みます。 はねの色は死んでもあせることはなく、 法隆寺の「玉虫厨子」の装飾に使われています。
大きさ : 体長24~40mm(日本産タマムシの中で最大種のひとつ)
食べ物 : 幼虫はエノキ、 ケヤキ、 サクラなどの弱った木や枯木などの内部 成虫はエノキ、 ケヤキ、 サクラなどの葉
成虫が見られる時期 : 5~9月
分布 : 本州、 四国、 九州、 南西諸島
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。