津久井湖城山公園

アキアカネ

日本の秋の風景を彩るアカトンボ

  • オス。 腹部だけまっ赤になる。
    頭と胸は赤くならない。
    写真 / MasakoT

  • 羽化してまもないオス。
    写真 / MasakoT

  • 1000m以上の山で過ごす未熟なオス。 まだ赤くない。
    写真 / MasakoT

  • 羽化してまもないメス。 アキアカネは矢印の黒い線が細くなっていく。
    写真 / MasakoT

  • 高山で過ごす未熟なメス。
    写真 / MasakoT

  • 成熟したメス。 赤くならないものと、 腹部の背面が赤くなるものがいる。
    写真 / MasakoT

  • 成熟したメス。 ヒガンバナの蕾の上で逆立ち。
    写真 / MasakoT

  • 交尾。 上がオスで下がメス。
    写真 / MasakoT

  • 交尾。 オスはメスの頭部をはさむ。
    写真 / MasakoT

  • 捕まえると、 卵を産むことがある。
    写真 / MasakoT

  • オス(前)とメス(後)がつながり、 メスは泥に産卵。 →動画はコチラ
    写真 / MasakoT

  • アキアカネの死骸を食べるコブハサミムシ。
    写真 / MasakoT

特徴

アキアカネは6月頃に羽化すると、 高い山に移動して過ごします。 秋になると平地に下りてきて、 メスは田んぼや湿地に産卵します。 卵で越冬し春に幼虫((ヤゴ)になります。 古くから日本人が親しみ、 たくさん見られたトンボですが、 減少してきています。
 
大きさ : 体長33~46mm
食べ物 : 幼虫はミジンコ、 ボウフラ、 水生昆虫、 小魚など 成虫は生きた昆虫など
成虫が見られる時期 : 6月中旬~11月下旬
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

ナツアカネと似ていますが、 アキアカネの方がやや大きいです。 成熟すると、 アキアカネ(オス)は腹部だけが赤くなりますが、 ナツアカネ(オス)は全身がまっ赤になります。 胸の模様も違います。

  • アキアカネ(オス)とナツアカネ(オス)
    写真 / MasakoT

  • アキアカネとナツアカネの胸の模様の違い
    (右に頭がある)

津久井湖城山公園 基本情報