樹形は枝を大きく横に広げた傘状です。
オオカンザクラ
アンギョウカンザクラとも呼ばれる
特徴
漢字では「大寒桜」と書きます。 植木の町として有名な埼玉県川口市の安行(あんぎょう)で生まれたことから、 「アンギョウカンザクラ」という愛称でも親しまれています。
カンヒザクラとオオシマザクラが自然に交配して生まれた桜です。
【開花時期】3月下旬(ヤマザクラやソメイヨシノより10日ほど早い)
樹形
葉
葉は6~12cmでギザギザがあり、 葉柄は紫色を帯びます。 花より後で伸びます。
花
ソメイヨシノに比べて花の色が濃い紅色(べにいろ)をしていて、 遠くからでもパッと目を引く華やかさがあります。
実
サクランボは黒紫色に熟します。
幹・枝
樹皮は紫がかった、 うすい茶色で皮目が目立ちます。
冬芽・葉痕
芽鱗の先っぽに縮毛があります。
人との関わり
埼玉県川口市安行の田中一郎さんの家に原木があったといわれています。 安行は植木屋の町です。 ここから接ぎ木苗が作られ全国に広まりました。
名前の由来
当初安行に原木があったためアンギョウカンザクラと呼ばれていました。 その後、 オオカンザクラで統一されています。
その他の情報
オオカンザクラは今とても人気がありよく植えられるカワヅザクラと両親のサクラは同じ、 兄弟のような関係です。
よく似ていますが、 カワヅザクラよりも木が大きくなりやすく、 花の時期がカワヅザクラほど早咲きでない点が異なります。
見られる場所
執筆協力 : 石井誠治
