泉自然公園

ジョロウグモ

「秋の女王」と呼ばれる大きなクモ

  • メス。 クロスズメバチを食べる。
    腹部背面は黄色とグレーのしま模様。
    写真 / MasakoT

  • 裏側から見たメス。
    目立つ赤い模様がある。
    写真 / MasakoT

  • オスはメスが成熟するのを待つ。
    オスの成体は網を張らずメスの網に同居。
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  • メスが作った網に小さなオスが3頭。 メスに近いところに大きなオスがいることが多い。
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  • 獲物は糸でぐるぐる巻きになっている。
    周りの白い点々はシロカネイソウロウグモ。
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  • 獲物(ホシハラビロヘリカメムシ)を、 あまり糸で巻いていない。
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  • 木の幹にいる。
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  • 金色で馬蹄形の大きな網。 前後にバリアがある三層になっている。 目が非常に細かい。
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  • オス。 オスどうしの戦いのせいか、 あしの数が少なくなっている。
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  • 卵のうを守るメス。
    写真 / MasakoT

  • 卵のうを守るメス。
    写真 / MasakoT

  • 木の幹に産み付けられた卵のう(糸に包まれた卵)。
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  • 白い糸の中にある卵は赤っぽい。
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  • 団居(まどい)。 5月、 卵からかえって間もない子グモは集団で生活する。  
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  • 幼体。 成体と模様が違う。 網は三層。
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  • 幼体がツクツクボウシを捕える。
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特徴

都市部から山地まで普通に見られるコガネグモの仲間。 秋になると大きな網になり、 うっかりしていると顔にクモの網がべったり。 光があたると金色に光ってみえます。 網は目の細かい馬蹄形で、 3重になっています。
 
大きさ : 体長メス17~30mm オス6~10mm   
食べ物 : 昆虫など 
見られる時期 : 5~12月(成体は9~12月)
分布 : 北海道(南部)、 本州、 四国、 九州、 南西諸島

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

ジョロウグモの交接(交尾)は命がけ

オスは、 メスの餌食にならないように、 メスが最終脱皮のときや食事中をねらって交接を行います。 メスが最終の脱皮をはじめると、 オスはそわそわして、 メスに接近しては離れるという行動を繰り返します。 メスが脱皮をしてまだ動けないときにオスが近づき交接をします。

  • メスが最終脱皮をはじめると、 オスがメスに近づいたり離れたりを繰り返す。
    写真 / MasakoT

  • 交接(オスの触肢にためた精子をメスの腹部の生殖口に入れる)。
    写真 / MasakoT

  • 交接(オスの触肢にためた精子をメスの腹部の生殖口に入れる)。
    写真 / MasakoT

トピックス

ジョロウグモの網に、 銀色に光る小さなクモが居候(いそうろう)していませんか。 シロカネイソウロウグモ(体長約3mm)と言い、 網にかかった小さな虫などを食べています。 他に、 いろいろな種類のクモがジョロウグモの大きな網に住み着いていることがあります。

  • シロカネイソウロウグモ
    写真 / MasakoT

  • シロカネイソウロウグモ
    写真 / MasakoT

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