成長が早いです。春、ほかの木々が芽吹く前に花を咲かせるので、山の斜面で咲いているのが遠目にも分かります。街にもよく植えられます。

ヤマザクラ
花と葉っぱが同時に出るサクラ

ヤマザクラの特徴
花と葉っぱが同時に出てくるサクラです。江戸時代にソメイヨシノが作りだされるまではヤマザクラが身近な「さくら」でした。今でも身近にも沢山植えられています。平安時代から有名な京都や奈良の名所に植えられていたのはヤマザクラです。
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以下の情報は、関東地方を基準にしています。エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形
葉
新葉の色は赤から緑色まで様々です。花とのコントラストがきれいです。また秋の紅葉もきれいです。
花
花はソメイヨシノより少し遅く、花が咲く時に葉も一緒に出て来ます。
実
まず赤くなって最後に黒く熟します。食べられますが、渋いです。
幹
樹皮は黒紫色で光沢があって美しい樹皮です。横に長い皮目(裂け目)が目立ちます。
樺細工に使われる材料は、白樺(シラカンバ)ではなく、ヤマザクラの樹皮です。
名前の由来
古くから山に咲く桜を「山桜」と呼んでいましたが、そのままヤマザクラという種名になったんだ。