枝がすべて上向きに伸びるためほうき状の樹形になります。 これは野生のサクラにはほとんど見られない珍しい姿で、 狭い場所でも美しく収まるため、 庭木としても人気があります。
アマノガワ
ほうき状の樹形のサクラ
特徴
枝が横に広がらず、 ほうきを逆さにしたように上へ上へと伸びる「直立した樹形」です。
また、 サクラには珍しく「花の香りが強い」ことも魅力の一つです。 満開の頃には、 そばを通るだけでふんわりと甘い香りを楽しむことができます。
【開花時期】関東平野で4月上旬から中旬ごろ(ヤマザクラやソメイヨシノよりやや遅い)
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樹形
葉
長楕円形で先端は尖り、 ギザギザは凹凸があり不揃いです。
花
春、 大輪の八重咲で淡い桜色の花が咲きます。 香りが強めの花です。
実
サクランボは黒く熟し、 大きさは1cmくらいになります。
幹・枝
幹や枝は灰褐色で艶があります。
冬芽・葉痕
オオシマザクラの冬芽に似て褐色で艶があります。
名前の由来
枝や花が上を向き、 天に向かって川の字のように揃うことに由るといわれています。
その他の情報
オオシマザクラ系のサトザクラで、 オオシマザクラとヤマザクラ、 エドヒガン、 マメザクラ、 カスミザクラなどの複数の原種のサクラが交雑したといわれます。
明治時代に東京の荒川堤(あらかわづつみ)で栽培されていた個体から全国へ広がりました。 ヨーロッパでも非常に人気の高いサクラとして親しまれています。
体験・遊び
枝が下向きに枝垂れるシダレザクラと枝が上に伸びるアマノガワの樹形の違いを見ながら樹木にとってどちらが生育に都合がよいか考えてみよう!
